肌が喜ぶ成分について
皆さんは普段、美肌を手に入れるためにどんなことを心掛けていますか?「化粧品選びにはこだわっているし、スキンケアも念入りに行っている。これで美肌対策はバッチリ!」と安心している方も多いようですが、外側からのケアだけでは油断できません。毎日の食事や美容サプリメントを利用して、内側からのアプローチも加えてあげましょう。
アミノ酸
【体への働き】三大栄養素の一つに該当するタンパク質。このタンパク質を構成するのがアミノ酸です。体内のいたるところ(内臓や骨、筋肉、血管、神経、皮膚)に存在し、健康に関わる機能を活性化させることから、「人間の生命の源」と呼ばれています。スポーツやダイエット時の代謝アップ、また皮膚や髪の毛の保湿因子としても欠かせません。あらゆる「元気」と「キレイ」に貢献します。
【含まれる食品】牛乳、ヨーグルト、豆腐、納豆、肉類、黒酢
【不足すると?】体内の各部分に不都合が生じる可能性があります。美容面では、肌が乾燥したりくすみがちになるでしょう。
【摂取の仕方】9種類の必須アミノ酸は、どれかが多すぎても少なすぎても上手く働かないため、サプリメントを活用して不足なくバランスよく摂取する必要があります。
ヒアルロン酸
【体への働き】「飲む美容液」といわれるヒアルロン酸は、ムコ多糖という多糖の一種です。細胞間での水分保持やクッションのような働きで細胞同士を繋ぎ合わせ、お肌の質感と機能を支えてくれています。
【含まれる食品】鶏の軟骨、鶏手羽、トサカ、豚足、鮭やカレイ、魚の目、フカヒレ、うなぎ
【不足すると?】肌が衰える。循環器系の疾患を招く。不妊やホルモン異常が生じる。
【摂取の仕方】普段の食事から取り入れたいところですが、天然の食べ物や食材から摂取するには限りがあります。健康食品や美容サプリメントなどで補い、お肌のゴールデンタイムと呼ばれる時間帯(夜22時〜26時)に摂取するように意識して、吸収率を高めましょう。
ビタミンC
【体への働き】肌の免疫機能を高めたり、シミやソバカスの原因となるメラニンの生成を抑制します。
【含まれる食品】グアバ、ミカン、イチゴ、キウイ、レモン
【不足すると?】毛細血管がもろくなって出血しやすくなる。ひび割れやニキビ等、肌荒れの原因にもなる。
【摂取の仕方】体内に長時間蓄えておくことができない水溶性ビタミンのため、数回に分けてこまめに補いましょう。鉄の吸収をサポートする働きを持つことから、レバー・あさり・納豆・ブルーベリーと一緒に摂取するのが望ましいといわれています。
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